エレベーター

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どんなことでも先にやることは悪いはなしではない。と俺は思っている。

例えばお風呂。一番風呂は最高だろう。現実的には先にお風呂に入った方が湯が綺麗などの理由がある。

また電車に乗車するときもそうだ。先に乗れば、後から乗るより空いている席に座れる確率があがることは容易に想像できるだろう。

ここで俺は考えたのだ。エレベーターに先に乗るのって得か?と。

考えてみると、エレベーターがきたとき、他に待っていた人を先に乗せてあげたりすることはよくある。一見親切そうな行為である。ボタンを押し続けておくことによって、ドアが閉まらないようにしているわけだから、そういう作業をせずに乗る人よりは手間がかかっている(微々たる者だが)。

だが多くのエレベーターは入り口と出口が同じである。そして、先に乗った人は奥に、後から乗った人は入り口側に乗るのが普通な乗り方である。

ということは、後に乗る=先に降りられる、ということになる。これはどういうことかというと、「後で乗る」という選択をすることによって「先に降りる」という、すなわち「先を得る」行為なのだ。

前述した風呂や電車の例は、風呂に入ったり電車に乗ったりすることだけに「先に行うことのメリット」を見いだしていた。ところがエレベーターの場合、一見すると損をしているような「後から乗る」という行為によって、「先に降りられる」という対価が得られるのである。なんと奥深いことか。

いや、結局何が言いたいかというと、「お先にどうぞ」って言ってエレベーターのボタンを押してる人は、さっさと降りたいと思ってやってるんじゃないか、となんとなく思っただけのことなんです。それって親切じゃないよな。まぁ「お先にどうぞ」の精神は基本的に美化されるわけだが・・・。でも、実際そんなこと考えている人って少なそう。

何故なら、先に乗った人には「後から乗ってきた人のボタンを押す」という行為が待っているのだ。・・・む?まさか後から乗るやつはボタンを押さないでいいように後から乗っているのでは?

と、妄想はつきないので、そろそろ筆を置きます。アーメン。

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このページは、ニケが2008年4月30日 23:57に書いたブログ記事です。

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